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 ウエディングプロデューサーのHitomiごと Vol.41
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すっかり秋になりましたね。
少しずつ空が高くなってきました。
コスモスの似合う季節ですね。
皆様はいかがお過ごしですか?

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 北海道のウエディング
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先日、北海道のホテルウエディングをプロデュースしました。
以前、「プロデューサーのきっかけ」
http://www.hitomi-pr.co.jp/mailmaga/mailmaga11.htm
で北海道は会費制だよ、と紹介しましたが、
東京の結婚式とは異なる点がいくつかありますので、
最近の傾向も含めて、ご紹介したいと思います。
 
○発起人がいて、「結婚祝賀会」というタイトルになる。
 友人などに名前を借りて「発起人」になってもらい、
 披露する宴ではなく、みんなで盛り上げるという趣旨で
 「結婚祝賀会」というタイトルになります。 
 招待状は発起人の名前で差し出します。 
 発起人はほとんど名前のみで、二人があれこれ準備することが
 多いですが、当日は受付業務などをします。
 発起人の代表者は、二人が入場する前に「発起人挨拶」をします。
 
○会費は13,000円が相場。
 私が北海道にいた13年前は8〜1万円でした。
 会費は、ご祝儀袋に入れずに、おつりのないように
 現金で渡すのがマナーです。
 
○最近は和洋中の折衷フルコースが主流。
 8年前まではテーブルビュッフェ(テーブルの真ん中に
 大皿がのる、中華式)が主流でしたが、いつ変化したのかは
 不明です。中途半端な取材ですみません。。。
 でも、ローストビーフの跡にお寿司が出たりする折衷は
 昔ながらです。
 
○披露宴の結びに「中締めの乾杯」や「万歳」などをする。
 これは前からありましたね。
 そのために、新郎新婦は末席からメインテーブルに戻ります。
 結びの万歳などがなくても、メインに戻すのですが、
 これは北海道だけじゃなくて、いろいろな地方で見られます。
 メインから退場するのが「美的」と考えているようですが
 末席からの退場に慣れていると、なんだか面白いです。
 
○記念品は1,500円が相場。
 お菓子だけ、ってことも多いですね。
 会費制なので、夫婦にひとつではなく、全員につけます。
 食器は1,500円なんで安っぽいですけど、案外長持ちして、
 18年前にもらったものを、今でも使ってたりします。
 前に「ハム」をもらったこともあります。
 
○発起人や受付はプロがいる!
 これ、正直驚きました。
 Hitomi Produceでは、お客様のお金は一切さわってはいけない!
 と教えているのですが、友人に負担のかかる受付業務を、
 プロに頼むのは賢い選択かもしれませんね。
 何せ北海道は、生の現金を会費としていただきますので、
 受付者は人数とお金を合わせる作業が必要になったり、
 遅刻者を待ってないといけません。披露宴が始まっても
 なかなか会場に入れない、ということが往々にしてあるので
 プロに頼む率は高いようです。
 
○会費は新郎新婦を介さず、会場へ入金される。
 意味わかりますか?
 通常ご祝儀なら、新郎新婦のもとにいきますが、
 当日の会費は新郎新婦が一度も中を確認せずに
 会場の人がもっていきます。
 新郎新婦は、あらかじめ全体の見積り額から、
 想定の会費料金を差し引いた額を会場に払っておきます。
 会費以外の費用のことを「ご両家ご負担額」と呼んでいます。
 欠席などで人数が減ってしまったり、会費を払わなかった
 人がいた場合、当日または後日、不足金額を清算します。
 会費は通常、お料理代のみに当てられることが多く、
 その他にかかる部分が「ご両家ご負担額」になります。
 
ちょっと長くなってしまいましたが、
なんでこんな風習になったと思いますか?
 
第二次世界大戦後の1948年から、経済を立て直すために、
政府による「生活改善普及運動」が行われ、
1955年から「新生活運動」が始まりました。
結婚式を「簡略化」「合理化」しようと試みが、その運動の中に
骨子のひとつだったのですが、根付いたのは一部地方のみでした。
そして、新しもの好きの道産子に根付いたのが、
「会費制」という風習だったと言われています。
 
違いを知るのって、面白いですよね。
北海道を離れて13年、少し浦島太郎だった自分がいました。
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なんとなんと、楽天市場に出店することになりました。
ブライダルの商品はもちろん、プリザーブドフラワーなど、
いろいろなギフトやシーンにお使いいただける商品を
集めました。
まだオープンしたてでひよっこなお店ですが、
かわいがっていただければうれしいです★
 
Hitomiの幸せデリバリー
https://www.rakuten.co.jp/hitomishop/
まだ商品は少ないですが、これからたくさんの商品を出して
いきますので、どうぞお楽しみに!!
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☆「Hitomiのグルメプチ情報」☆
 Hitomiお勧めのお店を掲載します。
 あくまでも個人的な意見なので、ご参考まで。

■鮨の福長(ふくちょう)
 またまた札幌でごめんなさい。
 ここのお鮨、最高においしいです。
 特に「たこ」や「つぶ」は感動ものです。
 ここの「うに」食べたら東京で食べられません。
 北海道ならではの「きんき」もお勧めです。
 (とにかく全部おいしい)
 お好み、またはお勧めコースで頼んでみてください。
 価格はそれなりですが、納得できる価格です。
http://www.hkdsushi.com/fukutyou/
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そろそろ、薄手の布団が必要な季節ですね。
皆様も暖かくしてお休みくださいませ。
これから、ブライダルシーズンも本番。
主役のお二人はとくに、体調管理を万全に!
そして、出席予定のゲストは、新郎新婦の負担になる
「当日欠席」だけはしませんように〜〜〜
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発行者 Hitomi Produce 
HPもぜひ見てね☆
http://www.hitomi-pr.co.jp/