☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
ウエディングプロデューサーのHitomiごと Vol.41
☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆
すっかり秋になりましたね。
少しずつ空が高くなってきました。
コスモスの似合う季節ですね。
皆様はいかがお過ごしですか?
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
北海道のウエディング
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
先日、北海道のホテルウエディングをプロデュースしました。
以前、「プロデューサーのきっかけ」
で北海道は会費制だよ、と紹介しましたが、
東京の結婚式とは異なる点がいくつかありますので、
最近の傾向も含めて、ご紹介したいと思います。
○発起人がいて、「結婚祝賀会」というタイトルになる。
友人などに名前を借りて「発起人」になってもらい、
披露する宴ではなく、みんなで盛り上げるという趣旨で
「結婚祝賀会」というタイトルになります。
招待状は発起人の名前で差し出します。
発起人はほとんど名前のみで、二人があれこれ準備することが
多いですが、当日は受付業務などをします。
発起人の代表者は、二人が入場する前に「発起人挨拶」をします。
○会費は13,000円が相場。
私が北海道にいた13年前は8〜1万円でした。
会費は、ご祝儀袋に入れずに、おつりのないように
現金で渡すのがマナーです。
○最近は和洋中の折衷フルコースが主流。
8年前まではテーブルビュッフェ(テーブルの真ん中に
大皿がのる、中華式)が主流でしたが、いつ変化したのかは
不明です。中途半端な取材ですみません。。。
でも、ローストビーフの跡にお寿司が出たりする折衷は
昔ながらです。
○披露宴の結びに「中締めの乾杯」や「万歳」などをする。
これは前からありましたね。
そのために、新郎新婦は末席からメインテーブルに戻ります。
結びの万歳などがなくても、メインに戻すのですが、
これは北海道だけじゃなくて、いろいろな地方で見られます。
メインから退場するのが「美的」と考えているようですが
末席からの退場に慣れていると、なんだか面白いです。
○記念品は1,500円が相場。
お菓子だけ、ってことも多いですね。
会費制なので、夫婦にひとつではなく、全員につけます。
食器は1,500円なんで安っぽいですけど、案外長持ちして、
18年前にもらったものを、今でも使ってたりします。
前に「ハム」をもらったこともあります。
○発起人や受付はプロがいる!
これ、正直驚きました。
Hitomi Produceでは、お客様のお金は一切さわってはいけない!
と教えているのですが、友人に負担のかかる受付業務を、
プロに頼むのは賢い選択かもしれませんね。
何せ北海道は、生の現金を会費としていただきますので、
受付者は人数とお金を合わせる作業が必要になったり、
遅刻者を待ってないといけません。披露宴が始まっても
なかなか会場に入れない、ということが往々にしてあるので
プロに頼む率は高いようです。
○会費は新郎新婦を介さず、会場へ入金される。
意味わかりますか?
通常ご祝儀なら、新郎新婦のもとにいきますが、
当日の会費は新郎新婦が一度も中を確認せずに
会場の人がもっていきます。
新郎新婦は、あらかじめ全体の見積り額から、
想定の会費料金を差し引いた額を会場に払っておきます。
会費以外の費用のことを「ご両家ご負担額」と呼んでいます。
欠席などで人数が減ってしまったり、会費を払わなかった
人がいた場合、当日または後日、不足金額を清算します。
会費は通常、お料理代のみに当てられることが多く、
その他にかかる部分が「ご両家ご負担額」になります。
ちょっと長くなってしまいましたが、
なんでこんな風習になったと思いますか?
第二次世界大戦後の1948年から、経済を立て直すために、
政府による「生活改善普及運動」が行われ、
1955年から「新生活運動」が始まりました。
結婚式を「簡略化」「合理化」しようと試みが、その運動の中に
骨子のひとつだったのですが、根付いたのは一部地方のみでした。
そして、新しもの好きの道産子に根付いたのが、
「会費制」という風習だったと言われています。
違いを知るのって、面白いですよね。
北海道を離れて13年、少し浦島太郎だった自分がいました。
=======================
なんとなんと、楽天市場に出店することになりました。
ブライダルの商品はもちろん、プリザーブドフラワーなど、
いろいろなギフトやシーンにお使いいただける商品を
集めました。
まだオープンしたてでひよっこなお店ですが、
かわいがっていただければうれしいです★
Hitomiの幸せデリバリー
まだ商品は少ないですが、これからたくさんの商品を出して
いきますので、どうぞお楽しみに!!
=======================
☆「Hitomiのグルメプチ情報」☆
Hitomiお勧めのお店を掲載します。
あくまでも個人的な意見なので、ご参考まで。
■鮨の福長(ふくちょう)
またまた札幌でごめんなさい。
ここのお鮨、最高においしいです。
特に「たこ」や「つぶ」は感動ものです。
ここの「うに」食べたら東京で食べられません。
北海道ならではの「きんき」もお勧めです。
(とにかく全部おいしい)
お好み、またはお勧めコースで頼んでみてください。
価格はそれなりですが、納得できる価格です。
=========================
そろそろ、薄手の布団が必要な季節ですね。
皆様も暖かくしてお休みくださいませ。
これから、ブライダルシーズンも本番。
主役のお二人はとくに、体調管理を万全に!
そして、出席予定のゲストは、新郎新婦の負担になる
「当日欠席」だけはしませんように〜〜〜