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　　ウエディングプロデューサーのHitomiごと　　Vol.４
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今回はちょっと堅いかなぁ。 良かったらおつきあいくださいませ。

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　　両親
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皆様はどう思います？ ダ・カーポ５月２日号に載っていた記事です。
メインタイトル「どうする？結婚」 ドタキャンの真実をいくつか紹介してますが、
その中のひとつ。

「問題から逃げる彼」（一部抜粋しています）

　　「まさか自分が結婚式直前に破綻するなんて考えてもみません
でした」石綿さん（仮名・２７才）は９年間交際した高校時代の先輩との結婚を
目前に控えていた。交際が長い分、長所も短所も知り尽くした理想的な
カップルだと信じていた。ところが、結婚の準備に入り、それまで知らなかった
彼の一面を見ることになる。 「彼の家は商店街にある文房具店。近所には
家電の店や家具の店もあります。 それで、新婚の家具や家電はご近所の店で
買うように、彼のご両親から 強く言われました。」しかし、家電や家具は量販店
と比べると１・５倍も高い。 トータルで数十万円は余計にかかる。
「新しい生活のためには１万円だって 無駄にしたくなかったんです。」彼女は彼に
ディスカウントストアで買いたいと 申し出るが、彼は取り合ってくれない。
「おふくろは絶対に許さないよ、と 言うばかりです。お金を払うのは二人なのに、
納得できませんでした」 その後、その話をすると、頭ごなしに怒鳴るように。
彼女の意見を聞く こともなく、納得できる説明もなかった。 「この問題で、私は
二つのことをはっきりと知りました。一つ目は困ったとき 彼は問題を解決しようと
するのではなく、怒鳴って逃避するタイプだったこと。 二つ目は親と私との意見の
食い違いに、彼は親を優先させるということ。 一緒に暮らしていてもずっと、この
状態が続くのは間違いありません。 結婚はやめることにしました。」
この後に続く著名人のコメントは「幼い男、現実的な女」と結ばれている。。。

さて、どうですか？皆様は彼が悪いと考えますか？
実は、私は彼女のほうに、怒りを感じました。 「なぜ分かってあげられなかったの？」
と。 この家具や家電だけが原因じゃなかったとは思いますが、 彼の両親にとっては
ご近所づきあいはとても大切なことだったはず。 それを無視されて、量販店で買われ
ては、ご近所の手前申し訳ない、 というのが心情でしょう。確かに高いかもしれない、
でも、今 １０万円や２０万円をケチッてあとあとご両親との絆に溝が出来るより、
１０万円を気持ちよく使って、ご両親の顔を立てたほうが得なのでは ないかしら？
お金だって、ご両親の意見を聞いて、近所の家具屋さんで買って くれてれば気持ち
も良いし、もしかしたらそのお金、あとで負担してくれた かも知れないのにね。
（実際Hitomiはそういうことがしょっちゅう・・・夫の父母に感謝感謝です）

私のお客様でも、「二人らしい披露宴」を重視するあまり、 両親や親族への配慮が
欠けてしまう方がたまにいらっしゃいます。 でも、結婚は二人だけのものではあり
ません。昔と違って、家の結びつきが 希薄になり、二人の気持ちを尊重する親が
多くはなってきましたが、 相談してきたり、報告をくれる嫁はかわいいのではない
でしょうか？ 以前、こんなことがありました。 結納の時に、彼が「自分たちの式は
こうしたい」と断言したら、 新婦のお父様に、「お金返すから帰れ」と言われたそうです。
私はその話を聞いて、なぜ、両親の意向を最初に聞かなかったのか？ と思いました。
よく披露宴の前日に、新郎新婦のお母様からお電話をいただくことが あります。
「二人は何も教えてくれない、親戚に恥をかかしたくない、 どうなっているのか」と。
ご両親が「二人の自由にしなさい」というなら話は別です。 知りたいのに聞けない
関係になっていることも事実です。 ですが、一生つきあっていかなければいけない
お互いの両親、 もっと大切にしてあげませんか？？

では、また次回をお楽しみに！

宮城のSさん他、メールありがとうございました。 ご返事が書けなくてごめんなさい！！！
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