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 ウエディングプロデューサーのHitomiごと  Vol.3
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お待たせして申し訳ありません。(待ってなかったですか?)
第三弾の一人ごとです。

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 ふくさ
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「ふくさ」ってご存知ですか?「当然、知ってる!」という人は知識人か
少し年配の人かも。 服につくほこり?なんて考えた人も決して落ち込む
ことはありません。 私自身、この仕事につくまで知らなかったのですから。

「ふくさ」はご祝儀を入れる小型の風呂敷で、贈り物の上にかけたり
茶の湯でも使われます。「袱紗」と書くそうな。 言い訳をするならば、
Hitomiがずっと住んでいた北海道の披露宴は 90%以上の確立で
会費制です。東京の場合、会費制でもご祝儀袋に 入れてくることがありますが
北海道では現金をお財布から出して そのまま受付で渡します。
だから「ふくさ」に包む習慣がなかったのですね。 と、言い訳はここらへんにして。

Hitomiの仕事は当日の受付も管理下に入ってるわけで、 人数の確認や受付の
方への説明、お客様の誘導などをしています。 受付の様子を見ていると人間模様が
垣間見えますね〜 ちゃんと「ふくさ」にご祝儀を包んでくる人って実は意外に
少ないんです。 女性の中には「綺麗なレースのついたハンカチ」に包んでくる人が
割と多くいます。あと多いのが買った時に入っていたビニール袋。
こちらは男女ともにいます。剥き出しよりは良いかもしれませんが、 あまり
スマートとは言えません。 気をつけたいのは、名前を書いてこない人。私は
本番用セットの 中に筆ペンや名前ペンを入れてますし、ホテルでもほとんど
揃ってますが、 レストランウエディングでは用意がないところもあり、ボールペン
で書く ハメになることも。いかにも今日慌てて用意しました、(しかも、さっき
コンビニで買ってきました)という姿は格好良いものではありません。
葬儀と違って、あらかじめ日取りが分かっている披露宴。 せめて、家を出る前に
ご祝儀を確認しましょう。

袋の中にお金が入ってない、ということもまれにあるようです。 晴れの日にお友達を
無くさないように、スマートに受付したいですね。

そうそう、遅刻は厳禁。遅刻する人に限って、ご祝儀袋もさっき 用意してきたのが
バレバレ。慌ててビニール袋をまだ開けてない ご祝儀袋を持って駆けつけたら、
入場直前の新郎新婦とばったり、 ということもありましたよ。

遅刻してしまった場合で、もう受付が閉まっているときは、
ご祝儀は招待された側(新郎側のご友人なら新郎側)のご両親に 直接お渡しするのが良いかと思います。
キャンドルサービスの時や送賓(お見送り)の時に本人に直接渡す ご友人をたまに見かけますが、
新郎新婦もどうしていいか分からずに レンタル衣装のポケットに入れ、そのまま
返却しちゃった、という エピソードも聞きます。

「ふくさ」は大型の文房具店、デパートなどで販売しています。
1000円〜2000円くらいですので、ひとつあると便利ですよ。
お勧めは横型の封筒のような「簡易ふくさ」。
風呂敷型だと 披露宴とお葬式で包み方が変わりますが、この封筒型は そのまま入れるだけです。
女性のかわいい小さいバックに合うように、ご祝儀袋も 小さくなったら良いですよね〜

簡易ふくさがほしい欲しい!と思った方は
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