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　ウエディングプロデューサーのHitomiごと　　Vol.２２
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皆様、こんにちは。前回メルマガで書いた「今年は土砂降りが多い」・・・
の前回の予報、当たってますね〜私は髪を短くして、土砂降り対策して
みましたが、あまり効果はありません・・・

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　ハインリッヒの法則
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ご存知の方も多いかも知れませんね。
１：２９：３００の法則。
ある一つの大事件が起きたとします。
そこには２９の大事件につながりそうな事件が必ず起きていた。
そして、その２９の事件の前には、些細だけど、予兆となる３００の出来事が
眠っていたはず・・・
例えば、ある工場で、近隣を巻き込む、大事故が起こったとします。
その事故ばかり大きく取り上げられますが、実は、その何日も前から
「これは大事故につながるぞ」と思うような出来事が２９は起こっているはず。
また、多少なりとも「危ないなー」と思ったり、「ヒヤッとした」ことが
３００以上はあるはず・・・という法則です。
そして、その３００のうちに芽を摘んでしまえば、２９の事故は起きないし、
大事故にもつながらないはずです。

ウエディングは一生に一度のこと、失敗は許されません。
なので、この３００の出来事から、一つ一つ、つぶしていく必要があります。
でも、「人間」のやること、間違いは誰にでもあります。
そして、「機械」だって、たまには機嫌が悪いときもあります。

クレームはあってはならないこと、
しかし、どんなに３００のミスを防いできても、事故が起こります。
人間なり、機械なりのミスによって。
未然に防げたこと、とは後になってから思います。
後悔は先に立たず。

Hitomi Produceは「そこまで親切にやる会社は少ない」とよく言われる会社です。
例えば、衣裳選びのお手伝いをしたり、ヘアメイクのリハーサルにお付き合いしたり。
細かいところでは、祝電をきちんと袋に入れてお返ししたり、荷物の梱包を
お手伝いしたり。

毎週一回、週末のウエディングの反省会を兼ねて、勉強会を行っています。
一人のミスを、全員で共有し、二度と同じことをしないように。
いわゆる３００つぶしです。
毎回何かしら反省点が出ます。今日は完璧でした！というスタッフは
私も含めて、今までいません。
お客様には気がつかない範囲とは思いますが、「こうすればよかった」とか
「タイムキープがうまくいかなかった」とか反省は限りないです。

私はスタッフに厳しいほうだと思います。
取引先にも、注文が多いと思います。
自分のことを棚にあげなければいけないときのほうが多いですが、
事故になってからでは遅いですから。

クレームが言えてない人もいらっしゃるでしょうから、
実は２９の事故が起こっている可能性もあります。

弘法も筆の誤り、猿も木から落ちる・・・
完璧というのは、この世界にはありえないと思います。
でも、ウエディングの世界では、筆の誤りを、本当に少なくしないと
いけません。

こう書きながら少し思いました。
完璧な披露宴じゃないから、味も出るのかな？なんて・・・
言い訳でしょうかね？
この答えは完璧だと思える披露宴が出来たときに、分かるのかもしれません。

あるプロデュース会社の人に愚問とは思いつつ、「失敗したことはありますか」
と聞いたら、「失敗することはありません」という答えが返ってきました。
すごすぎる・・・（嫌味ではありません。尊敬している会社です）


余談ですが、「爆笑問題のハインリッヒの法則」という本があります。
なかなか笑える法則なので、お時間のあるかたは暇つぶしにどうぞ。

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発行者　Hitomi Produce　
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http://www.hitomi-pr.co.jp/