手抜き主婦ヒトラー第5話

手抜き主婦。人は私をそう呼ぶ。食べたら磨く。これは歯。食べたら洗う。
これは食器。食器洗いはめんどくさい。食べたらゆっくりしたい。
できればそのまま眠ってしまいたい。と、思って寝てしまうと、次の日の朝
食器が山になってる台所でお弁当をつくるハメになる。お弁当を作り
洗濯して掃除して午前中が終わる。さぁ、昼ご飯。さらに山になった流しは
決してキッチンと呼べるしろものではない。「山」は洗う気が失せる。
お昼食べたら片付けよう、と決心して食事。
デザートにお菓子ボリボリ。あ、ちょっと仕事しなくちゃ。
そうこうしているうちに夕飯の準備。いよいよ洗わなければいけない。
まるで将棋倒しである。山が崩れないようそーっと洗っていく。
たいそうな時間がかかってようやくご飯支度ができる。
こうして毎日、食器の山は循環する。
夫は協力的で、食器洗いを手伝わないかわりに
使う食器の数を節約してくれる。
朝の食卓には、ちらしの上にパンが・・・。

    

クリッピング情報局

桂由美著「それでも結婚しなさい」より
(勝手に使ってごめんなさい)

1990年の調査では(古いデータですが)
25才から29才までの未婚率は40%以上あるのに、
未婚者に結婚の意志を尋ねた調査では
9割以上の人が「いずれ結婚するつもり」と
答えているとのことです。
非婚時代と言われている世の中で、結婚願望は
衰えていないのです。
そう言えば、私の回りでも、彼がいなくても
結婚した―い!と叫んでいる友人がいます。
子供欲しーい!と言っている人もいます。
(さずがに相手探しまではお手伝いできないので残念です)
家族をつくりたいという想いは人間の本能なのですね。
我が夫は、TVで過疎地の見合い番組や
破局ドラマや離婚報道を見るたび、
「僕たち、結婚できて良かったね」と言います。
お互い、この人を逃したら結婚できなくなるかも知れない、と
危機を感じていたのでしょうか。
さて、これを読んでる貴方はどうですか?