手抜き主婦ヒトラー 第10話  

手抜き主婦。人は私をこう呼ぶ。働き者の友人がいる。ご主人は病気
がちで休業中。家にずっといる夫のために3度の食事を作ってから出勤
する。もちろん洗濯も済ませてくる。ご主人には洗濯物を取り込む以外は
何も頼まないそうだ。平均睡眠時間5時間。残業も多い仕事なのだが、
けっしてへこたれない。いつも元気で周りを明るくしてくれる。そんな彼女、
実は生理不順と偏頭痛に悩まされている。皆「偉い」と尊敬のまなざし。
私はそう思わない。ご主人が亭主関白なわけではなく、彼女が好きで
やっている こと。体を壊してまで一所懸命主婦することはないんじゃないか
と思う。ほどほど、がいいんじゃないかしら?自称も他称も手抜き主婦の
私はストレスとは無縁である。お陰で大きな病気をしたこともない。手抜きは
自衛手段なのだ。ほどほどに、と我が夫には言われそうだが。


 クリッピング情報局
読売新聞’98.5.14より

イタリア・シチリア島のある教会では結婚式に遅刻する新郎新婦が
目立つため、遅刻したら5万リラ(当時約3800円)の罰金を課すこと
が決まったという。
挙式に遅刻なんて、日本では考えられないことですが
いかにもおおらかな性格のイタリア人っぽいですよね。
鼻歌を歌いながらレジを打っていた、イタリアのスーパーの
お姉さんを思い出しました。ちょっぴりうらやましかったのですが
貴方はどう思いますか?