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 ウエディングプロデューサーのHitomiごと  Vol.16
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またまた御無沙汰してしまいました。
前回の配信が8月・・・もう年賀状の時期です。。。
ほんっとうに時の経つのは早いですね。
皆様、忘れないでいてくださーい!

★★★★★★★
  二人の紹介
★★★★★★★

昨日、友人の結婚式に久々に出席しました。
ホテルの結婚式・披露宴でしたが、おおまかな骨組みは
私と友人とで、ああだこうだ言いながら、2時間で組み立てました。
自分で組み立てておきながら、こう言うのもおかしいですが、
なかなか「感動した」というのが一番の感想です。

私が友人にお願いしたのは2点。
○皆で盛り上がる余興を一つ入れましょう。
 それも難しくなく、単純なもので、ジャンケン大会なんかが
 分かりやすくていいよ。
○二人の紹介を司会から、というのは味気ない。
 司会は二人から聞いた言葉しか言えない。
 兄弟とか身内なら、小さいころから知っていて、
 面白いエピソードも出てくるんじゃないか?

式は人前結婚式でしたので、最初に二人のことを分かって
もらうために、「なれそめ」だけを司会が話しました。
乾杯が済んでから、新郎の妹、新婦の姉に登場していただき、
それぞれの紹介をしてもらいました。
それが、すっごく「当たり」だったのです。
新郎の妹さんからは「お兄ちゃんは、ボケッとしているように
見えて、妹のわたしにはすごく頼りになる存在です。
いつも貯金箱にお金を貯めては、私と母にお金をくれました。
そして、社会人になった私が夜遅くに帰宅するときも、
電話をすると、寝ていたはずなのに必ず車で迎えに来て
くれました。」
新婦(友人)のお姉さんからは「妹は小さいとき、どんなに
いじめても私の側を離れませんでした。あと、両親に何か
買ってもらう時には必ず、お姉ちゃんの分は?と親に聞いてくれた
そうです。とても優しい妹でした。恵子ありがとう。
そんな妹が大学に入ってから留学する、と言った時にはすごく
驚かされました。」・・・

私は思わず涙を流してしまいました。
あー兄弟姉妹っていいな〜と心から思いました。
私はいつもお客様に一度は「ご兄弟にお二人の紹介を」と
お願いしてみるのですが、断られることが多いのです。
兄弟の仲の良さや、お話が得意かどうかなどもあるので、
私もあきらめざるを得ないのですが、兄弟姉妹に
紹介してもらって、「失敗だった」と思ったことは
一度もありません。
胸がいっぱいになり、途中で泣き出してしまう妹さんや弟さん、
新婦であるお姉さんをけなして笑いを取る弟さん、
堅い堅い紹介で終ってしまうお兄さん、
地元の言葉で盛り上げてくれたお姉さんなど、
ジーンときたり、吹き出したり、想い出も沢山あります。
兄弟姉妹からだけではなく、もちろんお母様やお父様からの
紹介というのも良いですよね〜
以前にはお母様にクイズを出題していただいたことも
ありました。笑いのツボを押さえているお母様で、
それはそれは盛り上がりました。

当日だけはおしとやかにしていたい・・・と思う新婦も
少なくないでしょう。そんなときに弟さんから
「お姉ちゃんは今日は着飾っているけど、いつもは
ジャージでうろついている」とか暴露されたらだいなしだ!
と思われるかもしれませんね。
でも、それも「お二人らしさ」だと思うのですよね〜

媒酌人を立てなくなった昨今では、司会からの紹介は
「無難」ではあります。
無難が悪いことは決してありません。
そのほうが式の進行がスムースなときもあります。
また、とても楽しく紹介してくれる司会者もいます。

でも、あえて私は兄弟姉妹がいらっしゃるときには薦めてみます。
断られる、と分かっていてもとりあえず言ってみます。
どうですか?貴方の兄弟の結婚式のとき、
または貴方自身の結婚式のとき、そろそろ堅い紹介は抜きにして
兄弟姉妹からの紹介も検討してみませんか?

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発行者 Hitomi Produce 
HPもぜひ見てみてね☆
http://www.hitomi-pr.co.jp/
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